こんにちは。
ひろです。
今回は歴代のTTについてご紹介します。
- 初代:TT<8N>
アウディが1995年に発表したTT デザイン・スタディ・モデルを、
ほぼそのままの形で市販化したモデルが、このTTである。
TTのデザインの方向性は、その後のアウディ車に反映されただけでなく、
他社のデザインにも影響を与えている
一代目のTTさんですね。
さすがに見ると古臭さは否めないクルマとなってしまっているかと思います。
しかし全体のフォルムとしては、今のTTたちの元祖であるだけに、
丸みを帯びたボディラインに、魅力的で大きなテールライン。
アルミを随所にあしらったインテリア。
とっても好きです。。。
デザイナーがこだわりにこだわり抜いたデザインであることから、
現在であってもその奇抜さはかなりのものかと思います。
マシンとしては、
1.8Lターボや3.2LエンジンにAudiのクワトロ(4WD)で構成され、
ちっちゃいボディにギッシリ詰まった機構と、
現在のTTたちとおんなじロマンたっぷりなクルマですね。
現在のAudiはRSモデルなどを除きトランスミッションはDSGとなっていますが、
この頃のAudiはMT・クアトロの組み合わせがあり、
MT好きには堪らないかもしれませんね。
個人的には、
その独特なフォルムが故、高速域で車体が安定せず、止むを得ずリアスポイラーを取り付けようとしたが、
デザイナーが猛反対したと言う話は大好きです。
まぁ確かにTTはケツがいいですもんねぇ…。
- 二代目:TT<8J>
エクステリアは初代TTのイメージを残しつつ、
躍動感あふれるデザインとなっている。
私の所有しているTTSと同じモデルです。
初代のデザインを踏襲しつつ、
いわゆるAudi顔になったモデルかと思います。
2019年現在で約13年前に登場したことになりますが、
古さはあまり感じず、今でも魅力的なモデルです。
一見シングルフレームグリルとつり上がったヘッドライトから
威圧感のようなものを感じてしまいますが、
よくみていると可愛らしさを感じ、全体の感想としては
カッコ可愛いと言うのがぴったりだと思います。
Sモデルや最強のRSモデルが初めて設定され,
ベースのTTも一度大きなマイナーチェンジをしています。
8Jモデルの年式による違いなどは、後日まとめていきたいと思います。
- 三代目:TT<8S>
少し前に2019年4月にマイナーチェンジまでしてしまった現行型TT。
これまでの丸みを帯びたフォルムから一気にカクカクしたデザイへと変更され、
スポーツカーとして男らしいクルマとなりました。
デザイン以外にもスポーツカーとしての磨きがかけられ、
動力性能は通常のTTであっても230psにまで引き上げらました。
スポーティクーペからいつの間にかスポーツカーになっていたようです。
正直かっこいいとは思うけれど、
TTらしい魅力は半減してしまったかなというのが感想ですかねぇ。
まとめ
三代のモデルを持つTTですが、
どれもその時代にあった魅力を持つ素敵なクルマだと思います。
やはりそのパッケージングだけでもユニークで、
小さなクーペボディに気持ちばかりの後部座席をもち、
その割には荷室は十分な広さを確保。
エンジンは1.8~3.2Lまでを許容し、
TTRSに至ってはAudi伝統の5気筒エンジンまで選べてしまう。
極め付けはクワトロシステム(正確にはハルデックスですが)による
雨でも雪でも何処へでも連れて行ってくるオールラウンダー。
これほど面白い車は他にあるだろうか!
なのになぜAudiさん。
TTを廃止してしまうのか…。
泣きたい気持ちでいっぱいです。。。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
それではまた。
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